skulguyのブログ

とりとめのない完全な独り言を書き連ねていきます

芸術家タイプ

就職サイトかなんかで自己診断すると出てくる。

まあサラリーマンに向いてないということを言われてるに等しい。

時間を守るとかマナーを守るとかタスクの優先順位をつけるとか報連相するとか、

調整や交渉がうまいかとか、officeが一通り使えるかとか分析が得意とか、

そういう他の特徴は持ち合わせていないというか不得意だということだ。

普通の人がある程度できることがどれもできないということを、型にはまらないと言い換えたら、なんとなくそれっぽくなる。

でもそれができない代わりに、人をあっと驚かせる発想ができたりそれを表現できたりするという、本当の芸術家としての素養があるわけではない。

結局のところ、人とズレた考えや的外れな表現をしてしまうという、全く別の意味で、人と違う考えや表現をしてしまうということである。

 

俺も芸術家タイプの類で、中々伝えたいことを伝えられなかったり、人が知らないことをよく知っていたりした。

それで時に物知り扱いされて頭がいいと言われたり、テストや受験で役に立ったこともあったが、

実社会では人と同じことを覚えて同じような処理ができないと中々苦しい。

頭がいいというのは変なことをよく知っているということではなく、複雑なことを簡単に組み直したり、早く処理したりできることであり、それにより多くの人を納得させられることである。

変わったアイディアを持ってるにしても、それが人に受け入れられるような形に自分で翻訳してあげないといけない。あるいは理解者になる人がいて、代わりに翻訳してくれたらラッキーだ。

 

変なことを思いついてそれを一緒に楽しんでくれたら最高だ。

しかし実社会でそれはなかなか求められていない。

プロの芸術家だったり、広告や出版業界などの分野では居場所があるかと言えば狭き門で、それも売れ線を意識しないとお金にはならない。

そもそも変わったアイディアや面白さというのは社会でベーシックに必要とされるものではない。

心に余裕をもたらしてくれるものではあるが、余裕がない時には後回しになる。

限られたお金をどこに投じるかと言われればまずインフラや食糧であり、エンターテイメントやカルチャーは最後の方になる。

まあ趣味でマイペースにやって面白がってくれる人がいたらラッキーくらいの感じでいればいいのかなと思う。