スマホを買い替えることにした。
正直まだ全然使える。
でも電池の持ちが悪くなった。ピーク時の8割の性能とからしい。
まあ確かに減りは早くなった。
あとは容量が少なくなった。
新しいデバイスが出るとできることが増える。
それで新しいアプリやソフトウェアができる。
そうして新しいことができるようになると、より要求されるスペックが大きくなる。
たくさんのデータを早く処理しないとできない表現が可能になる。
そんなわけで今のスマホに一つだけゲームを入れたら容量が一杯になってしまった。
だから新しいやつの、一番大きいものに買い替えることにした。
しかし値段に結構びびる。
手軽さの割にいかつい。
円安のせいかもしれない。
手元にロレックスやティファニーまでは行かないけど、ゲーミングパソコンを持ち歩くようなものだ。
本当はもっと長持ちさせたい。
物持ちよく、使える限りは使い続けたい。
でもそのうちOSも対応しなくなる。だから買い替えないといけない。
そういうビジネスの都合に従うのはなんかいやだ。見え透いた誘導にハマるのはむかつく。
PCも7年前くらいに買ったやつが健在なのだが、windows11に更新できなかったから新しいやつを買うことにした。
まあ古い方もサブ機として使ってはいるので勿体無さは感じないが。
とはいえスマホに関しては完全に壊れてから買い替えると色々面倒臭い。
今はクラウドがあるのでまだ安心だが、データが救い出せなかったりすると本当に萎える。
昔全く電源が付かなくなってからスマホを買い換えたことがあり、その時はどういう経緯かは忘れたが、電話番号を変える羽目になった。新しい連絡先を各社に伝えるのが大変だった。
今俺は固定電話を持っていない。だからスマホが唯一の通信手段だ。
それにスマホが使えないとコミュニケーションだけでなく、決済とか本人認証とか行政手続きまでできなくなる。
いわゆるネットカフェ難民も、職探しのために家代は諦めてもスマホ代は必須で払うそうだ。
スマホは全員が持って使えるのが前提という世の中になった。
これが元はと言えば電話の携帯版だとは、もはや誰も思うまい。