skulguyのブログ

とりとめのない完全な独り言を書き連ねていきます

酒との付き合いは難しい。

俺は酒に酔ったことはない。気持ち悪くなってすぐ吐くからだ。

酔える奴が羨ましい。

酔ってテンションを上げて潰れるまで飲んでしまう人は酒の効果を最大限に受けていて得だ。

その点俺は損しかしてない。

 

飲み会もそんな得意ではない。

酒も苦手なら、人と話をするのも得意ではない。

大人数でざわつく環境も苦手だし、話の輪に入るのも得意ではない。

話を聞きながら料理を取り分けるとか、気を利かせるのもあんまり得意ではない。

俺の頭の回転は鈍い。目の前にある情報を理解し整理するのに時間がかかる。

まあ普段話す機会のない人とも話すチャンスだし、ある程度場数を踏んでそこそこうまくやれるようにはなった。

飲み会では大体聞き役に回るが、比較的上の人が語る思い出話なんかが好きだ。後々役に立つこともあるし、単純に興味深く聞けるような話も多い。

とはいえ、どうしたって体力は消耗する。気力も削れる。本当は一人で静かに過ごしたい。

二次会までいたらなんだかんだで5時間くらいは拘束される。時間も長いし、帰るのも遅くなる。

そして俺は酒を飲めないから会が深まるにつれてシラフになっていく。

でも周りはどんどん酔っていく。

そうなると、だんだん酒が抜けてシラフに近づいていく自分とベロベロになっていく周囲とでテンションに差が生まれてしまう。

酔っ払って同じ話題を繰り返したり、テンションが意味不明に高くなったりしていく会話の渦に巻き込まれず、客観的に見えてしまう。

間違いなく巻き込まれた方が楽しいのだ。でもどうしても巻き込まれることができずに冷めてしまう。

それに会が長引くと、せっかく一次会で聞けた面白い話なんかの記憶も薄れてしまう。これも残念なポイントの一つだ。

とはいえ、飲み会の場の記憶自体は残念ながら飛ばない。特に他人のやらかしを俺はよく覚えている。割と時間が経ってもその時の光景を思い出すことができる。不愉快な記憶ほどよく残る。

 

飲み会の後は大体寝つきも悪くなる。

アルコールのせいで眠りが浅くなってしまうというのもあるらしい。

しかしノンアルコール飲料として大体ウーロン茶を頼むせいで、カフェインで目が冴えてしまうというのが主たる原因かなと思っている。

他のノンアルコール、例えばジンジャエールとか炭酸飲料、あるいはジュースなどは、お腹に溜まってしまうのでアルコールの気持ち悪さが悪化する。

飲みやすさを考慮すると大体消去法で烏龍茶になる。

料理が脂っこかったりすると尚更だ。

あとは飲まされる流れになった時に、烏龍茶をウーロンハイに見せかけることもできる。

まあ予め周りに飲めないキャラだということを周知していれば飲まされる流れもある程度は回避できる。いい時代になった。

しかしどんないい人と飲むいい飲み会でも、不眠になるのは変わらない。翌日の心身のコンディションがゲロ悪になる。

 

酒が飲めれば、バーなんかにも通って、そこで人間関係を広げたりうまい料理を食えたり酒の飲み方や知識や奥深さを知れたりしたのかもしれない。

カッコいい渋い大人だ。まあでも美味くて良い店は別にランチでも開拓できる。

逆に、酒が飲めてしまうと、ストロングチューハイをケースで買いためて毎日飲んで空き缶が部屋にどんどん溜まっていくアル中になるという方向にいってしまう可能性も否めない。

酒はコンビニで手軽に買えるから、ストレスの捌け口に酒を使うというのはだいぶハードルが低い。

仮に飲めたとして、俺は後者に当てはまるタイプな気がしている。