遅ればせながら仕事のインプットを増やす。
今まで読んでいた本はメンタル関係、発達障害系の本が多かった。
仕事の本も読んでいたが、内容は仕事術、コミュニケーション術、心の整え方やマインドセットなど、全般的な心構えやライフハック方面の内容が多かった。
だから具体的な知識やスキルに関してはこれから身につける。専門性だけでなくいわゆるポータブルスキルと呼ばれることも含めてだ。
だから今から学ぶには今更すぎるのではないかと二の足を踏んでしまいそうになる。
なんでそうなったのかというと俺は心が苦しくて仕方なかったからだ。
心が苦しくて仕方なくてもがいていた20代は間違いじゃなかったと今振り返れば言えるが、
やはりその間に積み上げたものの違いが今出てしまっているとも感じる。
俺が心の問題でもがいている間、仕事の問題でもがいたやつは仕事のことを身につけてメキメキ成長している。
でも今からでは遅いと諦めるには先は長すぎる。
とはいえ現実を踏まえて非現実的な野心を抱くのは禁物だ。
俺は出世や金持ちになることは望まないが一生どこかしらで必要とされ食いつないでいきたい。
目の前のことから一生懸命になれば望んだ未来は叶うかは分からないが今は充実はする。
やっぱり不貞腐れてぶら下がって隠れて遊んでいては後悔することになる。
未来は思い通りにならないし、他人や環境やマクロ経済といったどうしようもない外部的な運は絡んでくる。
だから変に考え込み過ぎず、次、次、と淡々と今と少し先のことだけ考えてコツコツやるしかない。
他人の評価は大事だがそれに応えることばかり考えていてはまたメンタル不調になるからまずは仕事と自分にフォーカスする。
結果的に評価につながっていればそれでいい。
同世代では、仕事で結果を出しガンガン稼いで、一家言持って世の中に発信するような立場の人もいれば、
ニートや引きこもりから脱しようとしてもがく人もいる。
前者の発言は目立つし、今の自分と比べて焦りを感じる。しかし彼らの考え方や感じ方や知識を真似しなくてはと学ぶものの、やっぱり何かが噛み合わない。違和感を感じて疲れてしまう。
俺はどちらかというと後者に考え方や感性が近い。たまたま置かれた環境が異なっただけで俺はたまたま働き続けられているものの、それだけの話だ。能力なんかはほとんど変わらない気がする。
phaさんや大原扁理さんみたいに、自分の入れる隙間を探して、自分の本当に欲しいものだけにフォーカスし、工夫して小さく暮らすというやり方に共感を覚える。
生き方も人によって適したやり方がある。
上を見たらキリがないというが上とは結局のところ何なのだろうか。せいぜい稼いだ金の額くらいか。
それぞれがそれぞれにもがいている。人生思い通りに何でも叶っているように見える人でも、全く何も悩んでないという人はいないだろう。
人を騙したり傷つけて捕まる奴もいる。俺はそうはなりたくない。
不慮の事故で死んだ奴もいる。俺もいつかはそうなる。