skulguyのブログ

とりとめのない完全な独り言を書き連ねていきます

断る

毅然として断ることが苦手だ。

何かこちらに見落としや落ち度があるのではないかと思ってしまう。

無茶に聞こえることでも、どうにかできる選択肢がまだあるのではないかと思ってしまう。

相手の言い分に矛盾があっても、こちらが経緯や過去に言われたことを忘れているだけかもしれないと思う。

それか、相手の言うことを正確に読み取れてないのでは、と思う。幼少から人の意図を読み取るのが下手で、そういうことが多かったトラウマなのか。

とにかく、その場では迷う。アレっと思って頭が色々思い出そうとしてグルグル回転し出す。

それですぐに妥協するでもなく、無碍に断るでもなく、まずは状況を整理し、ハッキリと経緯や真意や背景を読み取りたいと思う。

しかし背景を聞き出そうとしても、ブスッと押し黙るか同じ言動を繰り返して圧を掛けてくることもある。要求を通すためにワザとなのか、言語化できてないから黙ってしまうのか。両パターンあるとみられる。

このような状況になると、こちらとしても対案を出せず、かと言って断るわけでもなく、やんわりと曖昧にその場で引いてしまう。結論を急がず後延ばしする。とにかく余計に機嫌を損ねてしまうことを避けようとする。

ハッキリ断れれば、怒ることができれば、あるいは何か一言でも言い返せたら、と後悔する。言ったら火に油かもしれないが、言わなければこいつなら押せばどうにでもなると相手を増長させるかもしれない。

相手を跳ね返す自信が欲しい。選択肢や背景を考えない、相手の機嫌を感じない鈍感力が必要なのかもしれない。

かと言って妥協の結果ドツボにハマったこともあんまりない。曖昧に引くというのは実害を生んでないから対処としては間違ってないのかもしれない。

しかし自分に圧を掛けてくる人は多い。このような曖昧さが原因で舐められるのかもしれない。

残念ながら人によって態度を変える人は世の中にそれなりにいて、他の人にはそんなことがなくても自分にだけは圧を掛けてくる人もしばしばいる。

声色や背丈、目線に怯んでしまう自分が情けなくなる。態度にも漏れていることだろう。

経験上、圧を掛けて仕切ろうとするタイプは古い大企業の年上男性に多い。次いでキツい女性。経験してない人にも想像通りかもしれないが。

しかしまあ社外や違う場所ならともかく、同じ部署にこのタイプがいるとはどういうことなのか?溜め息しか出ない。

親父が断れないタイプだった。電話口のセールスマン相手に30分くらい断れずに話し続けてしまった姿を見たことが何度もある。自分はそこまで酷くないが、性格は遺伝するのか。