夢と現実が曖昧になる。要するに浅い眠りでリアルな夢を見ている。起きたら覚えてない。
会社に行きたくないと思う。仕事の苦痛を差し引いたって、食って寝る場所があるんだからそれを幸せに感じても良いものだが、幸福センサーが故障して動かない。そして決断し行動するエネルギーが枯渇してしまっている。
本当にやりたいこととかお金持ちになりたいとか、世間様から外から言われる幸せ基準を持ち込んで努力したり劣等感を感じるのはもうやめた。
しかし結局自分なりの幸福基準を設けられてるわけでもないから簡単に流されてしまう。流されて気づいて戻る。だが流されるたびに疲弊している。疲弊が溜まって動けなくなる。メタ認知するだけでは不充分だ。今ここに留まり続けるのは難しい。
困難にぶつかる時、自分の得意なやり方とかで工夫すれば良いとわかってるのについ正面からぶつかってしまう。不得意を補うことはそこそこやってるが。得意なことを存分にできてるかというと、ほとんどできていない。だから虚無感がある。実際成果は上がらない。
前の職場の方がまだストレスが無かった。いまの環境で求められているスキルが自分の弱みそのものになってしまっているのは事実だ。昔ならしがみついたが、今は初めて逃げを打とうとしている。ガッカリしているが正しいと思う。
しかし本当は組織で生きること自体が苦しいのだと思う。一人で細々と生きる術があれば良いのだが。世間に求められるスキルを持ち合わせていないように感じる。
就活でエンジニアを目指せば良かったとちらっと思う。フリーといえばエンジニアだ。しかし基礎情のテキストを開いた瞬間の意味不明さ加減は忘れない。数学が苦手、というかド底辺なうえに、そもそもプログラミングに全く興味がないのだ。逃げで選んだ先で才能にぶつかれれば別だが、大抵は結局合わなくて上手くいかないことも多い。
昔はよく会社を辞めた人のブログを読み漁った。生きる道がどこかにあると信じて。しかし大抵はクソつまらないアフィブログと謎のセミナーで儲けてます、みたいな嘘くさい話ばかりで嫌になってやめた。冷静に考えれば当然で、人がブログで暮らせるわけがないのだ。
今までやってきた仕事の棚卸しをして、少しでも生き残る術を見つけられれば良いのだが。いかんせん頭が回らなくて困る。