節約のコツとかテクニックとか言われるがゴチャゴチャ言わずとにかく金を使わないことに尽きる。
俺は興味があるものが少なく、新しいものやこと全般に鈍く、気に入ったものを延々と擦り続けるタイプなので全然金を使わない。
例えば漫画の新刊とかも読んでみたいという興味より、つまんなかったら時間と金の無駄とか考えて欲が消滅する。
もっと言うと漫画の場合、絵とか展開とかキャラの違和感とか、些細な合わなさを感じた瞬間に興味がゼロまで失せてしまうしガッカリしてしまうので結構なストレスなのだ。時間も容量も食う。だから読み通せた漫画は少ない。
反面、ハマると一途かと思うとそうでもなく興味の対象自体がジャンルごと変わったりするので結局深くは掘らない。
だからサブスクで色々ちょっとずつ使えるサービスが性に合っている。音楽とか本とかはそうだ。
映画やアニメのサブスクも入っていたが、見始めると自分のペースで見させてくれないのでやめた。いわゆるタイパの問題では無い。倍速にしたって自分のペースじゃ無いのは同じことだ。
車、時計には食指が動かないし、服くらいは年相応のものをと思いちょっと高いやつを揃えるが、滅多に着ないので一度買うと更新がされない。ある意味物持ちが良い。美容に金をかける人も増えているようだが俺は一切やらない。
かと言ってオタク趣味的な消費、例えばゲームとかも一切買わない。幼少期にゲームが無いという家庭だったのだ。大人になったら反動でハマるとかそういうことはない。おそらく楽しいと感じる回路そのものが形成されていないのだ。ゲーセンで珍しいゲームをやってみて4,5回で疲れて辞めるくらいのものだ。
クズ趣味と言ってはアレだがパチンコやギャンブルにもハマらない。金がなくなるのは嫌だ。
これ買おうかな、これやろうかな、というのもたまにふっと思うこともあるが結局買わないまま興味がピークを過ぎていることも多い。
興味を持って、取り組んでみたがその頃には興味がなかったりする。あるいは取り組むことにシンプルに疲れてしまったりする。その代わりソリティアでは延々と遊べる。
そんなこんなだから金は貯まる。かといって働かなくても良いだけの蓄えは無い。吹けば飛ぶ。
そもそも貯める目的はない。まあなんか万が一働けなくなったり、まとまった入り用ができたときにストレスなく金を出せるくらいのことだ。
だからポイ活とか楽天経済圏とかふるさと納税とか、そういうテクニック的なことは一切やらない。この手のテクニックは欲しいものをお得に手に入れるというもので、手に入れたいものが無いのならやる必要はない。節税もできるようだがよく分からん。