skulguyのブログ

とりとめのない完全な独り言を書き連ねていきます

サブカル

経験上、いい年してサブカルにハマるやつは碌な奴がいない。

マイナーな外国の文化とか音楽、文学、鉄道にミリタリ、アイドルにゲーム、玩具など、SNSだと一番見つけやすいが、そうでなくとも本屋の趣味コーナーとか場末のバーとかに行けば、なってはいけない手本のような大人が沢山いる。

SNSでなんだか面白そうなことを発信してる人だと思って近づいたら、考え方が良い加減で思い込みと被害者意識ばかり強く、社会常識が無い、あるいはズレている厄介者ということが分かり、何度もガッカリさせられたことがある。

 

普通の仕事で働いて家庭も持った上で、若い頃の好きだったことを嗜むとかそういう程度ならまあ良い。そういう人ならハズレは少ない。

しかし、"変わった趣味"を生き甲斐そのものにする程のめり込んでるやつは、本当に捻くれた偏屈なバカしかいない。偏差値の低い私立文系卒だったりすると拗らせ方もさらに妙チキリンだったりする。

一刻も早くそういう趣味に精を出すのをやめ、浮いた時間と金で体を鍛え、スーツとビジネス書を買い、金を稼ぎ、家を買い、結婚して子供を育てるのが良い。

そして趣味のコレクションは全部捨てて、空いたスペースは共通の話題にしやすいゴルフ用具に置き換える。まだ若いならスノボやサーフボードでも良い。そんな場所も無いほど狭い家なら代わりにサウナに通うか、ヒット作を見に映画館に行くべきだ。金と教養があればハイカルチャーでもいい。

 

サブカル人間が気にする周囲のことはやはり生活に直結するものではなく、国際政治や知らない国の紛争、或いは人様の意見の重箱の隅をつつくことばかりだが、そんなことに熱を上げる暇があるなら、ローンと子供の健やかな成長で悩んむ方がよほどまともだ。

ローンで悩む方の人は、人の話をよく聞き、人に適度に合わせつつ、自分のことも話すことができる。知識も意見も偏ったところがない。

だが重箱の隅で悩むタイプはそんな当たり前のことが全部逆になる。

 

そもそも、趣味は生きることに直結しないのだから(それ自体が仕事である場合を除き、と言いたいが、仕事である場合も大体金にならないので同じだ)時間も体力も有り余る学生の時はともかく、良い大人が熱を上げるべきでないのだが、

そもそも良い大人になったのに、仕事とか家族とか、現代社会にうまく居場所を作れなかったからこそサブカル趣味で埋め合わせをしていると言う側面もあり、いよいよ逃げ場がない。

そして哀しいかな多様性の時代、そんな大人を誰も叱ってはくれないのである。