ニートは顔が幼いと言われる。
引きこもっていて社会経験がなくてストレスもないから、表情筋が発達せず目つきも幼いまま、妙に年相応に肌とかが老けているという話だ。
この間辞めた総理の息子もそんな感じで難癖をつけられていた。
しかし顔が幼いというのは元々の顔つきにもよるので結構な言いがかりのようにも思う。
ホワイトカラーならまず日焼けしなくて肌もそんなに劣化せずツヤツヤで、おまけに男性美容なんていう概念まで流行り出している。
そのせいか最近の40代は20代と区別がつかない。50過ぎると流石に老けてくるが。60入るとガクッとおじいさんになる。だからおじさんは50代だけって感じだ。
サッカーの宮市選手なんか海外で一人飛び立ち大怪我も何度もしてだいぶ苦労しているハズだが顔はほとんど少年のそれだ。ストレスへの対処がメチャクチャ上手いだけなのかもしれないが知らない。
しかし男で童顔はとにかく損である。かわいそうだがそれが現実だ。
とにかくナメられる。どんな態度で何を言っても良いと思われる。逆に発する言葉は軽く受け止められるかスルーがデフォルトになる。
チビと声が高い奴も同じような感じになる。声が小さい奴も。
見た目がこうだけど本当はどうか、なんて皆考えない。少なくとも第一印象でそのまま決めつけてくるケースは多い。
だから男はデカくてちょっと老けてて声が腹から出ているやつがいい。まずは安心感を与えられないとどうしようもないので、中身は二の次で良い。
だからもし間に合うなら古いとか健康に悪いとかつべこべ言わずに肉と酒とタバコを毎日バクバク摂取した方が良い。
まあ第一印象がダメでも毅然とした態度をとり、発する言葉の内容が濃く、それに結果を出せばコロっと簡単に覆る。
しかし何かやらかした時は結局掌を返されやすい。ブサイクは陪審員の評決が重くなりがちというし。
でも全身整形は面倒臭い。
