休暇を取っている。
特に何もしていない。家事も洗濯物くらいだ。
前の記事にも書いている通り、ここ最近、立て続けに仕事でミスをしている。
眠りの質も悪い。なかなか眠りに入れず、しかも目覚ましよりも早く起きてしまう。そんなわけで毎日5時間くらいの浅い睡眠が慢性的になっている。
さらに、食欲もない。腹は減っているのに何か食べたいという気持ちが湧いてこないのだ。
あとこれも兆候なのだが、いつもやってるゲームで勝てない。認知力も判断力も低下している。
耐えて踏ん張らねばという気持ちでやっていたが、このようにちょっとよくない兆候が多い。
仕事のミスの原因は、自分のスキルや知見、確認不足などもあるし、改善策もとっているが、根本的に心身共にガス欠状態だ。それでミスが頻発している。
自己管理も仕事のうちと言われるが、かと言ってジムに行って食生活も気を遣って睡眠にも金をかけて…と徹底することについて、俺は仕事のための道具じゃないという反発心も募る。
仕事で認められたい、競争に勝ちたい、給料をあげたい、という気持ちはあれど、能力も体力もついてこないし、
競争以外の自己満足できること、創作や旅などの余暇をまるで満たせていないというのもある。
負けず嫌い魂というのか、それは俺にとっては重要な一部ではあるのだが、しかしあくまで一部でしかないし、
本来の俺は引きこもってボンヤリ過ごして満足できる体質だったはずだ。
それが、集団の中で劣って蔑ろにされる恐怖とコンプレックスが後天的に備わり、それをバネに頑張ってきたのだった。
今はもうそういうネガティブな自己否定に囚われてないのだが、しかしいざ集団内で頑張るとなると、他の頑張り方が分からないというのもある。
だから結局元の木阿弥で、昔からの癖通り、変に緊張して背伸びして無茶してしまう。
頑張ればできそうなことを全部頑張ってやらない、抱え込まず人に任せる、ダメなことや嫌なことは断る、といったことがまだ上手くはできていない。
100%できないことは流石に断るのだが、ちょっと無理すればできることを断ったり、ちょっと我慢すればいい事をはねつけたり、といったことはできていない。
無防備に受けて、抱えて我慢することしかしていない。
"ちょっと我慢すればできること"、というのは、全部"できること"、に思えてしまう。
そしてできることを断る、というのに違和感を覚え、受けてしまう。
結果的にキャパを超えてしまう。
しかし自分のキャパは目に見えるものじゃない。自分のキャパを正確に見積もれていない。
キャパといってもいろんなパターンがある。
たとえば、難しいことでも少ないタスクにじっくり取り組む場合は、それほどキャパオーバーにはならない。
反面、細かいタスクが同時多発的にある状況ではすぐキャパオーバーになる。
俺は同時に色々タスクが降ってくるとすぐ頭がこんがらがってパニックになってしまう。
対処法は色々覚えたが、得意になったわけでもないし疲れてしまう。
実際にキャパオーバーでミスして迷惑をかけているのだから真摯に見直さないといけない。
そんなわけでボーッとしている。
元気がまるで湧いて来ず、肉体に気合いを入れるべく肉を食ったら、それが仇となり
かえって消化不良で腹が膨らんで気持ち悪く、苦しくなってしまった。
翌朝はお茶漬けで済ませる。
ここ数ヶ月食事をコンビニと冷食だけで済ませていたからか、まともな外食で胃腸がビックリしてしまったのか。
そして早めに床についたら泥のように眠ってしまい、久々に10時間眠れた。
休暇中にミスを人に拭わせている罪悪感より、身体の疲れが勝った格好だ。これほど疲れていたとは、まるで無自覚だった。
明日明後日は元気が出たら旅に出てもいいかもしれない。
色々謝りつつ、立て直すのはそれからだ。